2014年度 入門コース
2014年度入門コースが新しくなって開講します。
入門コースは有機農業の基本的な知識を学ぶコースです。
農業をやりたいけれど、具体的に何から始めればいいか分からないという人、安全でおいしい野菜がつくりたい人、有機農業の概念から野菜栽培の基礎、定番野菜や珍しい野菜の栽培方法まで、現役ばりばり有機農家が教える、ノウハウいっぱいの入門コースです。
入門コースの位置づけ
農場実習 3時間×12回 ※各項目の内容は全12回の中で適宜実施します。
1 農作業の基本 | |
土作りから堆肥作り、 種の蒔き方、苗植え付けなどなど |
有機農業では土づくりに重きを置いています。一からつくる方法や、既製品の選び方のコツなど、実習を通して学んで頂きます。 |
2 農具の使い方 | |
クワ、レーキ、フォーク、ホー、鎌など | この実習では基本的な農具の使い方を学んで頂きます。 |
3 農業機械、操作実習 | |
耕運機、管理機、刈り払い機 | 正式な使い方など、注意点を学んで頂きます。 |
4 実習農場で栽培 | |
栽培管理技術習得 | それぞれの作物ごとに栽培時のコツなどを学んで頂きます。 |
座学講義 1時間×12回 ※全12回の中で適宜実施します。
1 有機農業の基礎 | |
有機農業とは 土について 堆肥とは |
基本的な有機農業の位置づけや役割を理解して頂きます。 |
2 各作物の栽培方法 | |
夏野菜・秋野菜のポイント | 野菜の栽培方法、コツ、品種選びなど |
3 病虫害と防除の基礎 | |
無農薬栽培での害虫病気対策 | 無農薬で栽培するときの考え方やコツを伝授します。 |
4 堆肥と有機肥料 | |
堆肥と有機肥料のちがい | それぞれの役割と効果とその影響を学んで頂きます。 |
5 農薬に関して | |
農薬、自然農薬を利用した病害虫対策について |
そもそも農薬とはどういったものなのか。農薬を使わないメリットとデメリット |
6 除草及び草の役割 | |
雑草対策 | 雑草を生やさない技術、雑草を活用する技術、また対応策を学んで頂きます。 |
7 植物の生育の基礎 | |
植物生理学 | 光合成、呼吸、吸収、植物ホルモン、生長、栄養など、植物の生理現象の基本を学んで頂きます。 |
8 種について | |
在来種・F1種・自主採種 | 種を選ぶ楽しみがいっそう深まります。 |
9 農業界の基礎知識 | |
農地法、JA、農業委員会について | 農業をするにあたり、押さえておかないといけない法律や決まり事を学んで頂きます。 |
10 農産物販売について | |
市場、農産物直売所とは | 農産物を販売するために必要な知識を学んで頂きます。 |
11 農家見学 | |
有機農家訪問 | 長年有機農業に取り組んでおられる農家さんを見学させて頂きます。 |
開催期日:2014年 2月から 11月までの土曜日(月一回/全10回)
開催時間:13:00〜17:00
募集人数:限定10名
受講費用:8万円(全12回) *保険は参加者各自で加入
開催場所:津市白山町南出
申し込み:
下記のリンクより記入して送信してください。申し込み用紙をお送り致します。先着順に受け付けます。定員に満ちておらず、開講途中からの受講が認められた場合でも、受講料は正規の金額を申し受けます。
お申し込みの方はメールで、お名前、ご住所を明記して、
お申し込みはこちらから
申込書をお送り致します。
これまで35名の受講者が旅立ちました。
2011年から開催した入門コースではのべ35名の参加があり、一般の主婦から、将来的に有機農家を目指す若者、日頃自分でやっていてレベルアップを図りたい農家さんまで、受講いただきました。地元はもちろん、名張や伊勢から、遠くは熊野や京都、中津川からの生徒さんもみえ、幅広い有機農業にふれることができたと好評でした。